
ロスカットとは損切のことを指しますが、これには下記2種類の損切があります。
■自分で、この値段まで下落したら損切をすると、予め設定しておく取引方法。
■含み損が拡大した時に、FX会社によって自動的に行われる強制決済。
ここでは、含み損が大きくなった場合に、「FX会社によって自動的に行われるロスカット(強制決済)」について、まずは解説していきます。
ロスカットは投資家を守るためのルール
FXの特色であるレバレッジをかけた状態では、急激に相場が変動した場合、大きな損失を被ることになります。
しかしFX取引では、投資家が安全に取引を行えるようロスカットルールが設けられていて、このルールのおかげで、一定以上の損失が出た場合に、それ以上損失が拡大しないようになっています。
つまり投資家の資金を守ってくれるのがこのロスカットルールなのです。
基本的なルール(投資資金に対してどのくらいの損失がでたらルールが適用されるか)は、FX会社によって違ってくるのですが、人気のあるFX会社であれば投資家にとっても納得できる物になっていますので、人気のFX会社を選べば間違いありません。
ロスカットされないようリスクを回避!

このルールは投資家保護のためのものですが、一定の損失が発生してしまうのは事実です。その為、できるだけロスカットをされないように、資金管理やリスク回避に努めましょう!
- 欲張らず、レバレッジを低く設定する!
- 損切りできるトレーダーになろう!
- 世界情勢に目を向けよう!
この3つの注意点で初心者の方には、慣れるまで「1」をオススメします。
全て大切なことですが、中でも「2」」ができそうで、できない。。。多くの人がハマる所です。
人間誰しも損はしたくないと考えるので、なかなか損切りできません。
予め「いくらまで下がったら売る」というように機械的にしておくことをおすすめします!
為替が動く要因の発表時は、短時間で大きな為替の変動があり、非常にロスカットの危険性が増します。
短期売買で利益を出しているトレーダーは、上記の3つをしっかりと行っています。
▼為替が動く要因
- 金利変動
- 景気動向
- 地政学的リスク
- 災害
- 政治的発言 等
| 金融市場の大きな流れを知るニュース | 情報ベンダーが発信するニュース |
| モーニングサテライト http://www.tv-tokyo.co.jp/biz/ |
ロイター http://jp.reuters.com/ |
| ワールドビジネスサテライト http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/ |
Bloomberg http://www.bloomberg.co.jp/ |
「損切り」をできる人が勝てる!

損切りをしっかりする人が投資の世界で勝ち組になっているのは知っていましたが、私も初心者だった頃、なかなか損切りができませんでした。。。
自分が設定した損切りのラインに達しても、すぐ相場の反転があるのではないか思い損切り決済を躊躇してした結果、損失がふくらんでFX業者に強制ロスカットをされてしまったのです。今では意識して、こまめに損切りをするようにしています。
やはり少し慣れるまでは、レバレッジは10倍程度で取引するほうが良いでしょう。
ポジションを持った時に自分が思ってた方向と逆に動いてしまったら、勇気を出して損切りをする事が大切です。
どんなにトレードが上手いプロのトレーダーでも、すべての取引で100%利益を出すということは不可能ですし、予想が外れた時は損失が大きくなる前に損切をし、次に挽回するように気持ちを切り替えてのぞむ方が上手くいきます。
尚、損切りをする時に手数料が高い(スプレッドが広い)と手数料が気になってしまって、損切りが遅れてしまう時があるので、手数料(スプレッドが狭い)が安いFX会社を使用することをオススメします。



